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アジア現地通信

フィットネス需要増加に対応したアプリ「WeFit」(ベトナム)

 ベトナムでは所得の向上とともに都市部を中心に健康や美容への意識が高まり、フィットネス需要が拡大しつつある。2018年のフィットネス市場は約3億ドルで、年間約20%成長しており、地場企業を中心にフィットネスクラブやヨガスタジオの開業が急増、競争が激しくなっている。競争が激化する中で一番の課題とされているのは、ユーザーがそれぞれ好きな時間帯での利用を希望するため、各フィットネス施設が運営コストを最適化することが難しい点である。
 このような状況を背景に、2016年設立のスタートアップ企業ONACLOVERは、フィットネスアプリの「WeFit」を開発、月収1,000万ドン~1,200万ドン(約450ドル~530ドル)の上位中間層をターゲットとしサービスを展開する。WeFitにはハノイやホーチミン等の国内大都市のフィットネスクラブ、ヨガスタジオやジム、美容スパといったヘルスケア関連施設が加盟しており、施設はアプリ上に施設設備やレッスンコース等の情報を登録する。WiFitへの加盟に費用はかからず、アプリユーザーがWeFit経由で施設を利用する場合に、施設の利用費用がWeFitから支払われる仕組みである。
 WeFitのユーザーは、アプリ上で自分の好きな時間、利用目的に沿った施設、レッスンコースを探して予約、利用することができる。 標準的な会費は月100万ドン(約45ドル)であるが、ジムの設備、フィットネスのレッスンコースの内容等により月20万ドン~200万ドン程度と変動する。
 WeFitは施設利用者の利便性を向上させるだけでなく、ヘルスケア関連施設の運営コストを最適化し、WeFitからの送客で利益増大を支援することで支持を得、わずか数年で急拡大を遂げている。2017年末時点では、WeFitに加盟するヘルスケア関連施設は600か所、アプリユーザーは3千人のみであったが、2019年1月時点の加盟施設は1000か所以上に拡大し、1か月のサービス利用件数は15万件に達した。2019年内にはユーザ100万人達成を計画しており、さらなる成長が見込まれる。
 また、WeFit は2017年にESP CapitalとVIISA から資金調達できた事に加え、2019年に日本のサイバー・エージェント・キャピタルや韓国のKBインベストメント(KB Investment)から100万米ドルを調達した。


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