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 ビジネスを成功に導くためには、「いかに視野や視点を拡げていけるか」が極めて重要である。といっても、それほど簡単な話ではないことは皆さまもご存じの通りである。そこで本コラムでは、その方法論について、様々な考え方をお伝えしながら、紐解いていくことを目的としている。「他では読めない内容」となっているので、是非お楽しみいただきたい。

ビジネスを成功に導くための視野/視点の拡げ方
第10回 若き論客に学ぶ、という発想~その10

2019年3月8日

興味深い企業リスト

コラム用画像  海外のベンチャーキャピタリストが、どのような業界、あるいはどのような企業に強い関心を示しているかを調べることは、ビジネスの先読みに非常に役立つ。フォーブスやビジネスインサイダーが特集している、「ベンチャーキャピタリストの視点」的な情報には今後も注視していかれることをお勧めしておく。特に、どの企業に注目しているか、という特集がお勧めである。
 例えば最近では、ビジネスインサイダージャパンが2019年2月に掲載した以下の情報が実に興味深い。

■ビジネスインサイダージャパン「2019年注目のスタートアップ57社、ベンチャーキャピタルが選出」

 URL:https://www.businessinsider.jp/post-184756

 一般的な知名度という点ではまだまだだが、まさに「ダイヤの原石」の集まりと言おうか、今後のために知っておきたい企業群が名を連ねている。
 例えば、Boweryは、無農薬作物を育てる室内農園ビジネスを立ち上げ、1億1,750万ドルもの資金調達に既に成功している。

■Bowery

 URL:https://boweryfarming.com/

 食や農業関連企業は当然として、地域やコミュニティビジネスに関心を寄せる企業も注視しておくべきであろう。実は近年、食関連のスタートアップが注目される傾向があることを、異業種の方も含めても含めて見逃してはならない。そして、「いくら調達しているか」も当然、視点としては重要である。資金調達額が大きなところでは、他には以下が挙げられる。

■企業向けの経費精算用無料アプリのDivvy 3億250万ドル

 URL:https://getdivvy.com/

■ゲーム開発のEpic Gamesは16億ドル!

 URL:https://www.epicgames.com/store/ja/

 また、「あれっ」「なんだろう」と感じる企業、ユニークなところでは、栄養を取りながら断食できるというプログラムを開発したProLonも面白い存在だ。日本でもブレイクする予感がする。

■ProLon

 URL:https://prolonfmd.com/fasting-mimicking-diet

ベンチャーキャピタリストから学ぶという観点

 こうしたランキングを読み解くためのポイントは、以下の視点を持っておきたい。

 (1)ベンチャーキャピタリスト(若き論客多し)が何に魅力を感じて投資しているか、を洞察する
 (2)類似のサービスは少なからず存在するのに、突出して関心や資金を集めているサービスや商品は何が違うのか
 (3)どういう業界のサービスや商品が多いのか
 (4)自社ビジネスに当てはめるとしたら、何が会得すべきポイントとなるか

 トレンドを先読みしまくる若き論客は実はベンチャーキャピタリストにも多く隠れているということを決して忘れてはならない。

次回予告

 今回はここまで。
 前回予告していた中国人投資家のトレンドは次号でお届けする予定である。またビジネストレンドを読み解く上で、注視すべき国や地域が変わりつつある。 この最新トレンドについても、触れていくこととする。
 どうか楽しみにお待ちいただきたい。

<筆者紹介> 菊池 健司
株式会社日本能率協会総合研究所マーケティング・データ・バンク MDB事業部 部長。
1990年日本能率協会総合研究所入社。マーケティング・データ・バンク(MDB)で長年に渡り、民間企業、官公庁、独立行政法人、大学等からの要請に応じ、公開情報を中心とした情報提供に携わる。現在は新規事業開発、新用途探索、ビジネスプラン策定といったテーマにおいて、情報コンサルタントとして個別企業や機関での支援活動に日々取り組んでいる。情報活用を通じて社員の発想を拡げることを目的とした研修の要望が急増している。


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