MDB有望市場予測レポート
「後払い決済サービス」を公開

株式会社日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バンクは、MDB Digital Searchの「MDB有望市場予測レポート」シリーズにて、
後払い決済サービス(BNPL)を調査し、市場規模を推計しました。


■後払い決済サービス(BNPL)市場概況


  • 2027年の後払い決済サービス(BNPL)の国内決済金額は3兆3,000億円となる見込み。
  • 後払い決済サービスとは、後払い決済事業者が商品・サービスの販売者に支払いを行い、後日購入者へ料金を請求する形で後払い決済を実行するサービス。
  • 販売事業者はBNPLに対応し決済方法を多様化することで、新規顧客の獲得や販売機会の増加が期待できる。
  • 消費者にとっては安心感の高さ、アプリで管理しやすい利便性、手数料の負担軽減などが利用メリット。
  • EC市場の拡大、サービス認知度向上により、利用事業者・消費者が増加しBNPL市場は拡大の見込み。

後払い決済サービスとは、商品・サービスの購入の際、後払い決済事業者が商品・サービスの販売者に支払いを行い、後日購入者へ料金を請求する形で後払い決済を実行するサービスです。「Buy Now, Pay Later(今買って後で払う)」を意味する「BNPL」とも呼ばれます。

BNPLを利用する販売事業者は物販系ECサイト事業者を中心に、ゲーム等のデジタルコンテンツや航空券などのチケットを取扱う事業者、家事代行等のサービス事業者などがあります。スマートホンアプリのコード決済機能を用いて実店舗での決済に対応しているBNPLサービスもあり、実店舗でも利用されています。販売事業者はBNPLに対応し決済方法を多様化することで、新規顧客の獲得や販売機会の増加が期待できます。BNPL事業者が代金の立て替えを行うため入金が早く、遅延や未払いの懸念がないことも支持され、利用事業者数は増加傾向にあります。

消費者にとっては、BNPLはクレジットカード決済に比べて情報流出や不正利用の懸念が少なく、手数料も抑えられること、届いた商品を確認してから支払えるという安心感が支持されています。利用履歴がアプリ等にすぐに反映されるため利用管理がしやすい、支払いのタイミングを柔軟に決められる、代引に比べて支払いの手間を抑えられるといったメリットもあり、サービスの認知度向上に伴い利用が広がっています。

EC市場の拡大傾向が続き新規に立ち上がるECサイトも増加する中で、BNPLは安心感、利便性の高さから、クレジットカード決済、代引からの移行を取り込むことにより利用を拡大させています。今後、BNPL事業者のプロモーション展開が活発化することでサービス認知度が向上し、販売事業者、消費者の双方において更なる利用拡大が見込まれます。

本調査では、国内におけるBNPLでの決済金額を推計しました。

本調査結果の詳細は、JMAR が提供するリサーチプラットフォーム MDB Digital Searchに同レポートを収録し、ご提供しております。

 MDB有望市場予測レポートシリーズは、今後、成長が期待できる有望・注目製品/サービス/市場について、MDBが独自取材を実施し、取りまとめたオリジナルレポートになります。MDB有望市場予測レポートの概要はこちらをご覧ください。MDB Digital Searchをご利用いただくとすべての有望市場予測レポートがご覧いただけます。

<レポートの構成(計6ページ)>

1. 調査対象市場定義

2. 主要参入企業一覧

3. 市場規模・予測

4. マーケットシェア

5. 主要参入企業動向

6. 業界構造・ビジネスモデル

7. ユーザー動向
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