
■LED照明器具 市場概況
LED照明器具は、発光ダイオード(LED)を光源とする照明器具で、従来の蛍光灯・白熱電球に比べて省エネルギー性、長寿命、水銀不使用による環境負荷の低さに優れます。近年はIoT対応や調光制御の高度化も進み、導入が拡大しています。
LEDは半導体に電流を流して直接発光するため高効率で、蛍光灯からの置き換え需要を取り込み発展してきました。需要拡大の転機となったのは、2023年の「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」です。同会議において、一般照明用蛍光灯の製造・輸出入を2027年末までに段階的禁止する国際合意が示されました。日本でも2024年12月に水銀規制に関する政令改正が閣議決定され、2026年から蛍光灯規制を段階的に施行する方針が明確化し、LEDへの計画的切り替えが加速する見通しです。
一方、2024年末時点で既設照明のLED化率は約60%、屋外の非住宅では約70%に達していますが、築年数の古い住宅、中小工場・オフィスなどでは施工人員の不足が普及の障害となる懸念があり、メーカーは施工性を高めた新製品の投入を進めています。また、センサやカメラなどとIoT/AIを連携させたLEDのスマート照明がオフィス、工場、医療福祉施設などで拡大し、住宅向けでも調光・調色に加え、くつろぎの演出や除菌機能を加えた製品が注目されています。LED照明器具の市場規模は、2024年の9,200億円から、2030年には1兆2,800億円まで成長すると予測しています。
本レポートは、LED照明器具の国内市場を対象とし、メーカーの出荷金額をベースに市場規模を算出しました。
本調査結果の詳細は、JMARが提供するリサーチプラットフォームMDB Digital Search(https://search02.jmar.co.jp/namdbds/top)に同レポートを収録し、ご提供しております。
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