MDB有望市場予測レポート
｢VRヘッドセット｣を公開

■VRヘッドセット市場概況

• 2027年のVRヘッドセット国内販売台数は51万台となる見込み。
• VRヘッドセットとは、VRコンテンツを体験するために利用する、頭部に装着する機器。
• コンシューマーではゲームや映像コンテンツ体験のための利用が中心で、コロナ禍において自宅で楽しめるエンターテインメント用機器として需要が増加。
• 企業では、製品設計やシミュレーション、教育・訓練等、様々な用途でVRヘッドセットの活用が進む
• “メタバース”を高い没入感で体験できる機器として、メタバースサービスの充実化とともに市場拡大が見込まれる

VRヘッドセットとは、VR（Virtual Reality：仮想現実）コンテンツを体験するために利用する、頭部に装着する機器です。機器にはディスプレイが搭載され、PCやゲーム機に接続して利用するタイプや、単独で動作するスタンドアロンタイプがあります。

コンシューマーによるVRヘッドセットの利用目的はゲームや映像コンテンツの体験が中心です。2020年以降はコロナ禍で外出が制限され在宅時間が増加し、自宅で楽しめるエンターテインメントの需要が高まったこと、主要メーカーからコストパフォーマンスの高い機器が発売され市場が伸長しています。業務用では、製品設計やシミュレーション、教育・訓練等、様々な用途でVRヘッドセットの活用が進んでいます。

アバターを介してオンラインの仮想空間で他の参加者との交流等を行える“メタバース”が注目を集めており、VRヘッドセットはメタバースを高い没入感で利用できる機器としてニーズが高まっています。会議や商談、展示会などの企業活動を仮想空間上で行うといった企業向けのアプリケーションも増加しています。メタバースやVR関連の事業に取り組む企業が増加し、仮想空間上でのショッピングや旅行、教育など各種活動を可能にするメタバースサービスの充実化が進み、企業向け、コンシューマー向けともに需要が増加することで、さらなるVRヘッドセットの需要拡大が見込まれます。

本調査では、国内におけるVRヘッドセットの販売数量を対象に市場規模を推計しました。

本調査結果の詳細は、JMAR が提供するリサーチプラットフォーム MDB Digital Searchに同レポートを収録し、ご提供しております。

　MDB有望市場予測レポートシリーズは、今後、成長が期待できる有望・注目製品/サービス/市場について、MDBが独自取材を実施し、取りまとめたオリジナルレポートになります。MDB有望市場予測レポートの概要はこちらをご覧ください。MDB Digital Searchをご利用いただくとすべての有望市場予測レポートがご覧いただけます。