
「データもロジックも完璧なはずなのに、なぜか企画が通らない」「関係部署を巻き込めず、実行フェーズで停滞してしまう」 営業企画や事業企画の担当者にとって、こうした悩みは尽きません。その原因は、企画内容やデータの不足ではなく、関係者の「納得感」が欠けていることにあるかもしれません。
組織が部門最適に陥り、意図せず連携が阻害される「静かな分断」 の中で、今まさに求められているのは、組織を横断して動かす「合意形成」の技術です。
本セミナーでは、BtoBマーケティングの専門家である富家翔平氏が、データを「意味ある優先度」に変え、組織を動かすための「合意形成」の方法を徹底解説します。
中核となるのは、富家氏が考案したLTV最大化のためのフレームワーク『CABフレーム』です。
現状の施策を「施策区分(C)」で分類し、「達成度(A)」で客観的に診断、そして「比重(B)」で戦略的な優先順位を決定する。この「思考・対話・実行」のプロセスを通じて、部門間のサイロを越えた「納得感ある合意形成」 を促進します。
市場調査データが通らないケースや、営業の現場の声を他組織にどう伝えるか、経営層にどう投資判断を仰ぐかなど、企画担当者が直面する具体的な課題[構成案] にも触れながら、データを武器に組織の合意を導く実践的ステップを学びます。

大手通販会社、広告代理店を経て、コニカミノルタジャパンにて事業部・全社マーケティング組織の責任者を務める。その後、株式会社EVeMにて「マーケティング×マネジメント」の実践経験を積み、2025年に株式会社AiKAGIを創業。 マーケティング組織の「インハウスケイパビリティ」向上を支援する。
日経ビジネススクール、宣伝会議、NewsPicks、MarkeZineDayなど、講師・モデレーターとして多数登壇 著書|『最高の打ち手が見つかるマーケティングの実践ガイド』(翔泳社)