出光興産1

意思決定を支える信頼性の高い情報をMDBで効率的に収集  
MDB Digital Searchは調査に欠かせない検索ツールに 

出光興産株式会社
先進マテリアルカンパニー 技術戦略部 新規事業推進グループ 
青木 慎治さま
先進マテリアルカンパニー 技術戦略部 企画グループ 
奥山 泰世さま 
出光興産株式会社さまでは、新規事業のアイデア出しや、新規事業テーマ推進時の公開情報
調査の場面でマーケティング・データ・バンク(以下MDB)をご活用いただいています。MDBの活用方法やご利用の感想についてお話をお伺いしました。

所属部署とミッションについてお聞かせください。 

青木さま:
技術戦略部は、2022年7月に新設された先進マテリアルカンパニー内の全体戦略立案・運営、基盤強化などを担う部署です。奥山はその中でも事業全体の戦略や施策を決める企画グループ、私は具体的な新規事業テーマの設定から事業化までの推進を担うグループに所属しています。

また、新規事業テーマ探索のためのプロジェクト活動として「先進マテリアルプロジェクト」を走らせており、その運営に奥山と私も事務局として参画しています。



MDBをご導入いただいたきっかけ(背景、課題)をお聞かせください。

青木さま:
2020年4月に技術戦略部の前身の技術戦略室が新設されました。当時、具体的な事業テーマを見出していく上で、外の情報にしっかり触れないといけないよねという共通認識が部署内にあり、情報ツールの導入検討を進めていました。MDBさんの導入経緯としては、過去に利用したことがある同僚から使いたいという声が上がったので導入することに決めました。



MDBをどのようなシーンで活用しているかお聞かせください。

青木さま:
1つは先ほど挙げました「先進マテリアルプロジェクト」での活用です。アイデアを出していく場面で、対象市場の概況調査や、顧客のニーズ調査が必要なことがあります。そういったときにMDBにアクセスして世の中に出ている市場調査レポートやMDBさんが発信されているオリジナルコンテンツ(MDBコンテンツ)を確認させていただいています。このプロジェクトはカンパニー内の各事業部からも検討メンバーを招集していて、そのメンバーたちも利用しています。

もう1つは、進めている新規事業テーマに関する調査の場面です。具体的には、初期の段階で市場感をざっくりと把握しておきたい場面や、企画書作成時にしっかりとピンポイントの情報を収集・整理したい場面などで利用することが多いです。段階によってほしい情報が異なりますが、いずれの場面でも利用させてもらっています。



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奥山さま:
私も活用する場面は基本的に同じです。少し補足すると、企画をブラッシュアップしていくときに、用途別の需要など細かい粒度の情報がほしいなと思ったときに情報コンサルティングサービス(調査相談サービス)を利用しています。「こういう情報がほしい」と相談すると、MDBの蔵書やWEB情報などから関連資料をリストアップしていただけるので、素早く必要な情報に辿り着けて便利だなと思っています。



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MDBについて、ご感想や実感している効果などがございましたらお聞かせください。

奥山さま:
信頼性のある情報がMDBに集まっているのは、調査の場面で非常に有益だなと感じています。WEBだけで調査した場合は、断片的な情報や、限定的な情報しか集まらないことも多いですが、MDBライブラリに行けば、市場調査レポートや各種報告書、専門誌などテーマについて整理されている情報源がまとめて確認できるのはメリットに思います。

青木さま:
MDB Digital Searchは調査資料を探すときに欠かせない検索ツールとなっています。収録コンテンツに対して資料タイトルや目次よりも細かい粒度のIndexが付与されているので、どういう情報が掲載されているか検索結果画面から簡単に当たりをつけることができます。例えば、市場規模や予測、シェアなどの項目があるか、必要な切り口や年代のデータがあるかなど、このIndexで確認できるので、資料のピックアップがサクサク進むようになりました。

また、当社では富士経済グループの市場調査レポートをよく参照していますが、MDB Digital Searchは複数機関のコンテンツを幅広く収録しているので、他の調査機関のレポートも含めて網羅的に資料が探せるのは結構便利だなと感じています。



より効果的に活用するため工夫している点や課題など何かあればお聞かせください。

青木さま:
契約担当者として、部署内での認知度を高めていきたいです。部署のメンバーには全員MDB Digital Searchのアカウントは発行していますが、あまり認識していない人もいるので、サービス内容や活用メリットなどもっと周知して、利用を広げていけたらなと思います。

今後、MDBをどのように利用していくお考えかお聞かせください。

青木さま:
来期も「先進マテリアルプロジェクト」は継続予定ですので、その活動の中で利用していきたいと思っています。また、昨年、中期経営計画(2023~2025年度)を策定し、注力する事業領域を設定しました。来期は具体的に何をやるのかを継続して検討していく予定ですので、その場面でも有効活用していきたいなと考えています。

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