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【セミナーレポート】 革新的なビジネスアイデアを生み出す情報収集・活用戦略

★本セミナーの講師★

(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部 情報コンサルタント

徳永 翔太

大学院で政治経済学を専攻。日本能率協会総合研究所に入社後は、新規事業・新商品開発のご担当者を対象に、情報コンサルタントとしてマーケティングリサーチを支援。アイデア創出に必要な‘未来’を示す情報源の発掘と創造に定評がある。近年、リサーチの専門家として、企業、官公庁向けセミナーなどに登壇。


集団天才によるビジネスアイデア創出

集団天才とは?

能率協会グループでは、「集団天才」という考え方を重視しています。集団天才とは「一人ひとりが専門能力を研鑽し、集団内部で知の融合と経験交流が活発化することで、全体として相乗的に大きな力を発揮できる状態」のことを指します。


集団のパフォーマンスを最大限まで引き出すことは新ビジネスを検討する上でとても重要です。確かに、スタートアップの代表や、イノベーターの成功事例を見ると、その天才的エピソードに目を惹かれます。アイデアに関する本も、個人の発想法にフォーカスしたものが多い傾向にあります。

しかし、テクノロジーが急速に発展し、高度に複雑化した現代社会において、様々な事象に対応したアイデアを個人で構想するのは限界があります。実際、イノベーターも信頼できる仲間とともに、事業を大きくしてきました。

昨今の新規事業の傾向を見ても、経営企画部、商品企画部、営業部、研究開発部等々、様々な部署からアサインされたメンバーでプロジェクトチームを組織することが増えています。個人の天才的資質に依存することなく、集団でアイデアをより良いものにしていく。そのような集団によるビジネスアイデアの検討方法をご紹介させていただきます。

個人の天才的な資質に依存しないアイデア構想と記述いたしましたが、もちろん、アイデア発想に果たす個人の役割はとても大きなものがあります。

事実、個人の独創的な閃きから多くの変革が生まれてきました。個人にフォーカスしたアイデア発想法に関しては多くの著書が出ておりますので、仔細はそちらに譲りますが、新ビジネス検討において、個人の役割と集団の役割の違いを理解することは重要です。

個人は深い思考をすることに長けています。思い浮かんだ閃きを抽象的に発展させ、具体的なものに落とし込んでいく。物事の本質に迫るような哲学的な問いを立て、それに答えようとする。アイデアのコアとなる素材はこのような個人の思考から生まれてくることが多いです。

一方で、集団は多様な視座から網羅的にアイデアをチェックすることを得意としています。無から有を生み出すという新規事業の0⇒1フェーズにおいては、アイデアをリアルなものにするために膨大な情報を必要とします。この作業を個人で完結させることは難しく、多様な視座からの補完を必要とします。


イノベーションを生み出すアプローチ

さて、前章では個人と集団がアイデア構想に果たす役割について述べてきました。

では実際に個人が深い思考をするためにどのような工夫が必要なのか、集団によるアイデアの昇華はどのようなときに起きるのか。それを「黄金の沈黙」、「健全な摩擦」という言葉で説明していきます。

またビジネスアイデアを革新的なものとする、いわゆるイノベーションを起こすための定式について、「不動点探索」と「新結合検討」の観点から見ていきます。

イノベーションの2つの定式と、それを生み出す2つの議論の作法、4つの事象を組み合わせることによって、ビジネスの現場で起きている複雑なアイデアの生成の実態を明らかにしていきます。

・・・続く

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