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プラスチックリサイクルの市場規模は?市場動向の調べ方を徹底解説!

近年、特に注目されている「プラスチックリサイクル」。持続可能な社会実現のため、資源・廃棄物制約や海洋ごみ対策、地球温暖化対策などの幅広い課題への対応が求められており、世界全体の取り組みとして、このプラスチックリサイクルの体制構築や技術開発、市場の成長が必要となっています。

今回は、プラスチックリサイクルに関する最新マーケット情報と、その収集方法について、解説していきます!


目次[非表示]

  1. 1.プラスチックリサイクルの市場規模
  2. 2.プラスチックリサイクルの市場動向の調べ方は?
    1. 2.1.インターネット上のオープン情報から調べる
    2. 2.2.官公庁統計、業界団体情報から調べる
      1. 2.2.1.官公庁
      2. 2.2.2.業界団体
    3. 2.3.業界専門情報から調べる
      1. 2.3.1.専門業界誌・調査会社等
      2. 2.3.2.個別企業情報
    4. 2.4.市場調査会社に新たに調査を依頼する
  3. 3.プラスチックリサイクル市場を知るためのおすすめ情報源3選
    1. 3.1.おすすめ情報源① まずは押さえるべき基本情報源
    2. 3.2.おすすめ情報源② プラスチックリサイクルの最新技術動向を徹底解説
    3. 3.3.おすすめ情報源③ 定期的な業界チェックにおすすめ
  4. 4.まとめ



プラスチックリサイクルの市場規模

まず、現状のプラスチックのリサイクル状況がどのようになっているか、廃プラスチックの総排出量とリサイクル量(有効利用量)について調べました。

一般社団法人プラスチック循環利用協会が発行している「2020年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理分の状況」によると、2020年は廃プラ層排出量822万トンに対し、リサイクル量(有効利用量)が710万トンとなっています。有効利用率を計算すると86%となり、前年比1ポイント上昇、2015年から毎年上昇を続けていることとなります。


出所)一般社団法人プラスチック循環利用協会「2020年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理分の状況」よりMDB作成


プラスチックリサイクルの市場動向の調べ方は?

次に、プラスチックリサイクルの市場動向や主要プレイヤー情報、今後の市場予測情報を、自分で収集する場合にどんな方法があるのか?について解説します。

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プラスチックリサイクルのマーケット情報で重要な市場規模、企業シェア・予測等を調べる方法としては、①インターネット上のオープン情報から調べる、②統計情報から調べる、③専門業界情報から調べる、④市場調査会社に新規調査を依頼する、の4つの方法があります。

インターネット上のオープン情報から調べる

Googleなどのウェブブラウザで「プラスチックリサイクル 市場規模」、「プラスチックリサイクル 市場予測」などのキーワードで検索すると、多くの記事情報がヒットします。この記事情報を辿っていくと、市場調査レポートの発行元が発表しているプレスリリースや、国や業界団体、シンクタンクが発表している無料の調査報告書が見つかります。これらの情報を見ることで大きな潮流はどなたでも把握できると思います。


官公庁統計、業界団体情報から調べる

信頼できる情報源としては、第一に国の統計があげられます。その次に業界の企業が加盟している業界団体の情報です。該当の統計があれば、そこで市場規模の情報が入手できます。

インターネット等で、プラスチックリサイクルやプラスチック循環利用、廃プラスチックなどキーワードで業界団体や関連の官公庁サイトを探し、統計情報があるかを確認、その中にプラスチックリサイクルの情報があるかを調べます。


官公庁

プラスチックリサイクルや廃プラスチックに関する統計ですと、環境省の「一般廃棄物の排出及び処理状況等について」があります。プラスチックを含む様々な廃棄物の排出量、及びその再生利用量を知ることができます。

プラスチックの中でも容器包装に関しての統計では、環境省の「令和元年度容器包装リサイクル法に基づく市町村の分別収集等の実績について」や、経済産業省の「容器包装利用・製造等実態調査」でも、プラスチック製品の再生利用について情報を得ることができます。

また、現在流行のマイクロプラスチックに関して、あまり国内の情報源がないものの、経済産業省が2017年に「マイクロプラスチック国内排出実態調査」を発表しています。


業界団体

業界団体では、先にご紹介したプラスチック循環利用協会があります。プラスチックリサイクルに関する情報源の基本として、必ず見ておくべき団体でしょう。また、別の団体としてアジアプラスチック資源循環促進協会もあります。こちらは国内だけでなくアジア地域(主に中国企業)が加盟しています。


業界専門情報から調べる

専門業界誌・調査会社等

「プラスチックリサイクル 新聞」、「プラスチックリサイクル 雑誌」などで検索をし、出てくる業界専門誌のサイトなどからプラスチックリサイクル市場の情報を入手するという方法もあります。

プラスチックリサイクルに関係する業界新聞としては、日刊工業新聞社の「工業材料」や、化学工業日報社の「化学工業日報」やなどがあります。新聞以外では日本プラスチック工業連盟が年に1回出している「プラスチックス」は要注目です。最新号は「2020年 プラスチック産業統計資料集 (プラスチックス 2021年6月号 第72巻第6号)」となります。


個別企業情報

話題になっている企業のサイトや、決算発表情報の内容を確認すると、有用な情報が記載されていることもあります。日本国内では、まだあまり情報を発信している企業は見られませんが、今後の注目として、日本の様々な業界各社が共同出資して設立した(株)アールプラスジャパンの動向は追っておいた方が良いかもしれません。同社は、環境負荷の少ない効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術の開発可能性を見出すことを目的に、2020年6月、12社の合同出資により設立、その後も業界の枠組みを超えて参画企業を増やしながら、2027年の実用化を目指してプラスチック課題解決に取り組んでいる。


市場調査会社に新たに調査を依頼する

先に紹介した方法で期待する粒度の情報が入手できなかった場合、また情報が多すぎて取りまとめるのが難しい場合には、市場調査会社にアドホック調査を依頼するという選択肢もあります。公開情報を幅広く集めて、整理・分析するということに加え、有益な情報を保有する業界関係者・有識者等を探索し、インタビューを通してオリジナルな情報を収集し報告する形式をとっており、一般では取得が難しい情報にリーチできる可能性があります。


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プラスチックリサイクル市場を知るためのおすすめ情報源3選

弊社が運営するマーケティング・データ・バンク(MDB)でも、メンバー企業様からプラスチックリサイクル市場に関する調査相談を数多くいただいております。ここでは、弊社の情報コンサルタントが厳選した「プラスチックリサイクル市場」に関するおすすめ情報源を3つ紹介いたします。


おすすめ情報源① まずは押さえるべき基本情報源

「2020年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況」 プラスチック循環利用協会 2021.12 

https://www.pwmi.or.jp/pdf/panf2.pdf

プラスチック循環利用協会が毎年発刊している資料です。プラスチックのマテリアルフロー(製造~排出~処理の流れ)、各フローの内訳、プラスチックのリサイクル量推移などが詳細に記されており、プラスチックリサイクルの全体像、構成内容を把握するうえでは欠かせない情報源です。同協会のWEBサイトでは、このほかに「プラスチックリサイクルの基礎知識」などの資料も無料で入手することができ、プラスチックリサイクルの世界を学びたい際には、最初に見ておきたい情報源です。


おすすめ情報源② プラスチックリサイクルの最新技術動向を徹底解説

「プラスチックリサイクル-世界の規制と対策・要素技術開発の動向と市場展望」 サイエンス&テクノロジー 2021.7

廃プラスチック排出処理の現状と世界各国の規制関連動向ならびに企業の取り組み事例から、リサイクル技術の開発動向を詳細に解説しています。技術開発目線のレポートではありますが、各企業の事例や、将来展望まで網羅的にまとめており、この1冊でプラスチックリサイクルに関する様々な情報を収集することができるおすすめ情報源です。


おすすめ情報源③ 定期的な業界チェックにおすすめ

「月刊プラスチックエージ 2022年1月号 特集:サステナブル社会の実現とこれからのプラスチック」 プラスチックエージ

プラスチックに関する専門図書、専門誌を出版しているプラスチックスエージの月刊誌「月刊プラスチックスエージ」も定期的にチェックすべき情報源です。毎年1月号はプラスチックと環境問題関連を特集しており、その中でプラスチックリサイクル関連の動向も特集されています。


まとめ

今回は、プラスチックリサイクルの市場動向の調べ方について解説しました。日本国内のみならず、世界的な課題として業界を超えた取り組みも進んでいるこの市場は、今後ますます目が離せなくなっており、情報収集の重要性が増してきています。

弊社マーケティング・データ・バンク(MDB)にも関連資料は豊富に取り揃えていますので、もっと詳しく調べたい方や、有益な情報源を知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。MDBメンバー企業の方はすぐに調査相談を承ることも可能です。


     ▶情報コンサルタントへ調査依頼をする(メンバー専用ページへ移動)



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