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健康食品の市場規模は?市場動向の調べ方を徹底解説!

健康志向の高まりを受け、注目されている健康食品市場。健康食品のうち、特定保健用食品は「トクホ」と略されて、広く周知されるようになってきました。食品業界向けに既に事業を展開している方、食品業界向けの新ビジネスをこれから検討される方の中には、健康食品の市場規模や今後の見通しなど、最新の市場動向を把握するための情報収集を積極的にされているのではないかと思います。

当コラムでは、そのようなビジネスパーソン向けに、健康食品に関する最新マーケット情報と、その収集方法について、解説していきたいと思います!

目次[非表示]

  1. 1.健康食品市場の現状
    1. 1.1.健康食品とは?
    2. 1.2.健康食品の市場規模
  2. 2.健康食品の市場動向の調べ方は?
    1. 2.1.インターネット上のオープン情報から調べる
    2. 2.2.官公庁統計、業界団体情報から調べる
      1. 2.2.1.官公庁
      2. 2.2.2.業界団体
    3. 2.3.業界専門情報から調べる
      1. 2.3.1.専門業界誌・調査会社等から調べる
      2. 2.3.2.主要企業情報
    4. 2.4.市場調査会社に新たに調査を依頼する
  3. 3.健康食品の市場を知るためのおすすめ情報源3選!
    1. 3.1.おすすめ情報源① 【 健康食品の利用 】に関するアンケート調査(第5回)
    2. 3.2.おすすめ情報源② 2022年 H・Bフーズマーケティング便覧 No.1~3,総括・パーソナライズ編 
    3. 3.3.おすすめ情報源③ 健康産業新聞 夏季特別号 健康産業の本流を追う
  4. 4.まとめ
  5. 5.関連記事のご紹介

健康食品市場の現状

健康食品とは?

「健康食品」は、医薬品以外で経口的に摂取される、健康の維持・増進に特別に役立つことを謳って販売されたり、そのような効果を期待して摂られたりしている食品全般を指しているものです。そのうち、国の制度として、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を満たした「保健機能食品制度」があります。その保健機能食品は、さらに「特定保健用食品」「機能性表示食品」及び「栄養機能食品」の3つのカテゴリーに分類されます。


出所:厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/hokenkinou/index.html

3つのカテゴリーの違いとしては、「特定保健用食品(トクホ)」は、科学的に立証された特定の保健機能、生理機能をもつこと、安全であること等について国の審査を受けた食品で、健康表示が可能な食品です。

「機能性表示食品」は、販売する事業者の責任において、科学的根拠についての評価を行い、消費者庁に届出を行った食品です。

「栄養機能食品」は、ミネラルやビタミンなど健康の維持等に必要な栄養成分が、国の定めた規格基準に適合していれば、許可申請なしで栄養成分機能表示や販売ができる食品です。

このように健康食品の範囲は幅広いため、市場がどのようになっているか正しく把握するため、まずは市場動向を調べました。

健康食品の市場規模

保健機能商品制度のカテゴリーの一つである機能性表示食品の届出件数の推移をみると、2021年度の消費者庁への届出件数は1445件で、2017年度の約3倍に拡大しています。

出所)消費者庁サイトよりMDB作成

機能性表示食品の市場は着実に伸びており、背景としては、新型コロナによる外出控えの影響により、脂肪対策商品が大きく拡大していること、免疫機能やストレス緩和、睡眠サポートも大きく伸びていることなどがあげられます。

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健康食品の市場動向の調べ方は?

次に、健康食品の市場動向や主要プレイヤー情報、今後の市場予測情報を、自分で収集する場合にどんな方法があるのか?について解説します。

健康食品のマーケット情報で重要な市場規模、企業シェア・予測等を調べる方法としては、①インターネット上のオープン情報から調べる、②統計情報から調べる、③専門業界情報から調べる、④市場調査会社に新規調査を依頼する、の4つの方法があります。

インターネット上のオープン情報から調べる

Googleなどのウェブブラウザで「健康食品 市場規模」、「健康食品 業界予測」などのキーワードで検索すると、多くの記事情報がヒットします。この記事情報を辿っていくと、市場調査レポートの発行元が発表しているプレスリリースや、国や業界団体、シンクタンクが発表している無料の調査報告書が見つかります。これらの情報を見ることで大きな潮流はどなたでも把握できると思います。

官公庁統計、業界団体情報から調べる

信頼できる情報源としては、第一に国の統計があげられます。その次に業界の企業が加盟している業界団体の情報です。該当の統計があれば、そこで市場規模の情報が入手できます。

インターネット等で、健康食品や健康補助食品等のキーワードで業界団体や関連の官公庁サイトを探し、統計情報があるかを確認、その中に健康食品の情報があるかを調べます。

官公庁

『家計調査』は、毎月実施されている統計で「健康保持用摂取品」という品目でデータがとられています。ただ、この「健康保持用摂取品」は、栄養成分の補給などのために用いる食品で、錠剤やカプセルなどの形状のものを指す、という点に注意が必要です。

統計ではないものの、消費者庁の『機能性表示食品の届出情報検索』というデータベースも有用です。こちらでは、国に申請されたすべての機能性表示食品の届出情報を検索・確認でき、各商品の機能性を簡単に調べることができます。

業界団体

業界団体では、『日本健康・栄養食品協会(日健栄協)』があります。日健栄協では、健康食品等に関する認定・認証事業も行っており、健康食品に関わる最大の団体です。健康食品に関わるさまざまな支援やイベントをしており、国内外の最新情報を定期的に取りまとめて紹介もしているため、常にチェックしておくべき情報源と言えるでしょう。

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業界専門情報から調べる

専門業界誌・調査会社等から調べる

「健康食品 新聞」、「健康食品 雑誌」などで検索すると、専門業界紙誌のサイトがみつかりますので、そこで健康食品の情報を検索するという方法もあります。健康食品というキーワードでもよいですが、前述したように「トクホ」や「機能性表示食品」など健康食品の分類ごとのキーワードで検索してみるというのも調べ方のポイントになります。

具体的には、インフォーマ マーケッツジャパンが発行している『健康産業新聞』や、月刊誌『食品と開発』はチェックしておくべき業界誌です。また、日本食糧新聞社の『日本食糧新聞』も欠かさず調べましょう。

WEBでも簡単に過去の記事などを調べることは可能です。過去の全記事を追うのは難しいかもしれませんが、このような主要な業界誌は、定期購読を検討する価値は大いにあるでしょう。

主要企業情報

話題になっている企業のサイトや、決算発表情報の内容を確認すると、有用な情報が記載されていることもあります。国内ではサントリーウエルネスやディーエイチシー(DHC)といった企業がこの業界をリードしている存在であり、これらのサイトなどをチェックすると、業界の課題、新技術の開発、決算見通しなどの情報もわかります。決算予報や、中期経営計画なども公開されていますので、予測を考える上での有益な参考情報となります。


市場調査会社に新たに調査を依頼する

先に紹介した方法で期待する粒度の情報が入手できなかった場合、また情報が多すぎて取りまとめるのが難しい場合には、市場調査会社にアドホック調査を依頼するという選択肢もあります。公開情報を幅広く集めて、整理・分析するということに加え、有益な情報を保有する業界関係者・有識者等を探索し、インタビューを通してオリジナルな情報を収集し報告する形式をとっており、一般では取得が難しい情報にリーチできる可能性があります。


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健康食品の市場を知るためのおすすめ情報源3選!

弊社が運営するマーケティング・データ・バンク(MDB)でも、メンバー企業様から健康食品に関する調査相談を数多くいただいております。ここでは、弊社の情報コンサルタントが厳選した「健康食品市場」に関するおすすめ情報源を3つ紹介いたします。

おすすめ情報源① 【 健康食品の利用 】に関するアンケート調査(第5回)

マイボイスコム 2020.9

https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/26610/index.html

調査会社であるマイボイスコム社の自主インターネット調査になります。この調査では、健康食品を利用している消費者に対して、健康食品の利用頻度や効果の実感度合い、今後の利用意向などが調査されており、ターゲットなる消費者側の情報収集ができるおすすめWEB情報となります。


おすすめ情報源② 2022年 H・Bフーズマーケティング便覧 No.1~3,総括・パーソナライズ編 

富士経済 2022.3

株式会社富士経済が発刊している調査レポートです。

機能志向食品(サプリメント)、健康志向食品(明らか食品、ドリンク類)について21訴求別の総合分析を行っているほか、形状別、チャネル別の横断分析もされています。このレポートシリーズは毎年発刊されており、最新の2022年版はパーソナライズ編として、パーソナル化が進む健康食品・サービスについて新たに調査も実施するなど、最新の業界トレンドについてもまとめられていますので、必ずチェックしておきたい調査レポートです。


おすすめ情報源③ 健康産業新聞 夏季特別号 健康産業の本流を追う

インフォーマ マーケッツ ジャパン 2022.7

健康産業新聞が、毎年7月に発行している特別号です。この夏季特別号では、毎年健康食品に関する最新情報が特集されており、2022年は「ロコモ対策素材」や、「各社2022年下期の展望」など、コロナや円安など現在の経済・社会情勢も踏まえて、今後の健康食品市場の動向についてまとめられておりますので、欠かせない情報源と言えるでしょう。


まとめ

今回は、健康食品の市場動向の調べ方について解説しました。テレワーク等による運動不足や生活リズムの崩れなどの問題が顕在化し始め、人々の健康意識はより高まっているのと比例して健康食品の需要も高まっています。

弊社マーケティング・データ・バンク(MDB)にも関連資料は豊富に取り揃えていますので、もっと詳しく調べたい方や、有益な情報源を知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。MDBメンバー企業の方はすぐに調査相談を承ることも可能です。


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