多岐にわたる調査業務を効率化するために導入
短納期、低価格でありながら高品質なMDBを
今後も活用していきたい

パナソニックインダストリー株式会社

導入前の課題
調査業務の効率化を図るためのアウトソース先を探していた

導入の決め手
短納期、低価格であるにもかかわらず、調査品質がよかった

得られた効果
初期フェーズを中心に利用することで業務効率化に役立っている

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導入事例／課題別活用法
導入事例
パナソニックインダストリー株式会社さま

技術本部　寺崎貴行さま

電気部品、電子部品、制御機器、電子材料などの開発、製造、販売をおこなっているパナソニックインダストリー株式会社さまでは、先進技術の調査業務にマーケティング・データ・バンク（以下MDB）をご活用いただいています。
MDBを選んだきっかけや導入の決め手、また活用方法などについて話を伺いました。

ご所属部署のミッションや業務内容を教えてください。　

私が所属する技術本部はいわゆる研究開発部門で、先進技術の開発がミッションとなります。技術戦略部では、この技術開発テーマの企画や関連するサポートを行っています。自分たちは直接技術テーマを持っているわけではなく、本部の中で、それぞれの担当者が持っているテーマに関連する様々な仕事を行っていて、その一環として技術や市場についても幅広く調査を行っています。

MDB導入の背景や決め手になったポイントは何でしたか？

MDBの導入は私の前任の者が行いました。ミッションである先行技術の企画・開発を行うにあたって、「どういった技術開発を先を見越してやっておくべきか」の見極めに当時より課題を感じていました。
この見極めのために様々な切り口、テーマで日頃から調査を行っていますが、各メンバーがそれぞれ調べると効率も悪いですし、本当に欲しい情報にたどり着くのに時間がかかるケースもあります。そのため、調査効率があがるようなアウトソースの導入を検討し、適したサービスを探していました。
そのようななか、パナソニックグループの同僚から「使い勝手のいいサービスだ」と紹介されたのが、日本能率協会総合研究所さんのMDBでした
グループ会社ですでに利用しているサービスだという安心感もありましたが、短納期でありながら、低価格に使えるサービスである点も魅力に感じました。
他のサービスと比較しても、MDBは特に調査業務の初期フェーズにおける業務効率化につながると考え、2019年に導入を決定し、運用を開始しました。

MDBはどのようなシーンで活用していますか？

MDBには複数のサービスメニューがありますが、メインで利用しているのは情報コンサルティングサービス（調査相談サービス）を使った『市場データの調査』です。特に新規技術テーマの創出を目的とした調査業務の初期フェーズで利用することが多いです。
最近では『論文調査』や『英文調査』の場面でも活用することが増えてきました。自分たちでももちろんできるのですが、自力でやると工数が多くかかるものなので利用者の満足度も高いです。

MDBを導入してのご感想はいかがですか？

MDBの『情報コンサルティングサービス（調査相談サービス）』は、短納期で公開情報を幅広く探してくれるため、調査業務の効率化につながっていると感じます。
業務の課題や情報収集の目的が明確ではない段階でもリサーチの方針から提案してくれるため、普段あまり触れない分野で知識が乏しい状態だとしても、気軽に相談させてもらっています。
先日も論文調査についてWEB会議で相談したら、「調査対象はこの学会あたりがいいかもしれないですね」と的確にアドバイスいただきました。データベースや資料などの知識が豊富な情報コンサルタントの方に親身になってサポートいただけるのは心強いです。

今後はどのような展望をお持ちですか？

サービスは契約して終わりではなく、使いこなすことが大切です。役割として、メンバーの目に触れるイントラでツールを紹介し、どういった案件で利用したか、その結果はどうだったかなどを細かく共有しています。
そうした施策の効果もあり、調査業務のアウトソースは少しずつ定着してきていますが、まだまだできることはあると考えています。
引き続き、調査業務の効率化をより一層図るべく試行錯誤していきたいです。
そのためにも、MDBさんとは今後も長くお付き合いをさせていただき、いろいろとご相談させていただけたらと考えています。