レポート2025年9月17日

GPUサーバー市場 2030年に2,250億円規模へ

GPUサーバー市場 2030年に2,250億円規模へ
※日本能率協会総合研究所MDB推計

株式会社日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バンクは、MDB Digital Searchの「MDB有望市場予測レポート」シリーズにて、GPUサーバー市場を調査し、市場規模を推計しました。

GPUサーバー市場概況

  • 2030年のGPUサーバー市場は2,250億円規模となる見込み
  • GPUサーバーは、GPUを搭載した大量の並列演算処理に最適化されたコンピューター
  • 生成AIの拡大により、生成AIを活用するための計算資源としてGPUサーバーの需要が急拡大
  • 主にクラウドサービス事業者が調達し、多くの企業にGPUクラウドサービスとしてリソースを提供
  • 生成AI、HPC、エッジコンピューティング等の需要により今後も拡大推移の見込み

GPUサーバーは、GPUを搭載した大量の並列演算を必要とする処理に最適化されたコンピューターです。画像処理用に設計されたGPUですが、ディープラーニングや科学技術計算などの汎用計算への応用が進み、2020年代に入るとAIや自動運転、デジタルツインなど多様な分野で活用が拡大しました。特に2022年のOpenAIによるChatGPT公開を契機に生成AIが世界的に注目され、生成AIを稼働するための計算資源としてGPIサーバーの需要は急拡大しています。

現状では拡大する需要に供給が追い付いておらず、また、大規模にGPUサーバーを調達する海外メガクラウドベンダーや生成AI事業者が優先的に調達しているため、日本企業は調達面で不利な状況にありますが、日本政府は国内AI競争力強化のため、GPUサーバーの調達支援を行っています。

GPUサーバーの主な調達先はクラウド事業者となっており、クラウド事業者は調達したGPUサーバーをGPUクラウドサービスとして、多くの企業にGPUリソースの提供を行っています。

生成AIやHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)の活用拡大を背景に、GPUサーバーの需要も拡大が続くとみられます。政府によるGPUサーバー調達支援、地方分散型データセンターやエッジコンピューティングの拡大なども市場拡大を促す要素となっています。GPUサーバーの市場規模は2024年の840億円から、2030年には2,250億円規模に拡大すると予測しています。

本調査では、GPUサーバーの国内市場を対象とし、市場規模は国内におけるGPUサーバーの出荷金額を対象に算出しました。

本調査結果の詳細は、JMARが提供するリサーチプラットフォームMDB Digital Search(https://search02.jmar.co.jp/namdbds/top)に同レポートを収録し、ご提供しております。

MDB有望市場予測レポートシリーズは、今後、成長が期待できる有望・注目製品/サービス/市場について、MDBが独自取材を実施し、取りまとめたオリジナルレポートになります。MDB Digital Searchをご利用いただくとすべての有望市場予測レポートがご覧いただけます。

レポートの構成(計7ページ)

  1. 調査対象市場定義
  2. 主要参入企業一覧
  3. 市場規模・予測
  4. マーケットシェア
  5. 主要参入企業動向
  6. 市場構造・ビジネスモデル
  7. ユーザー動向

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